よもやま話
ケニアは豊かな自然を活かしたサファリツアーなど観光で有名です。42の民族がいると言われていてマサイ人やトゥルカナ人などは今でも伝統的な文化を色濃く残しています。
ケニアでは、サイザル麻をはじめ、バオバブやバナナの樹皮など自然素材で編まれたバスケットをキオンドと呼び、穀物の運搬や保管に使われてきました。 かごを編む技術は母から子へ、何世代にも渡ってケニアの女性たちの間で受け継がれ高められてきました。 アフリカンスクエアーでは、20年以上にもわたり現地生産者とともに、日本のマーケットに向けデザインや機能性の優れたサイザルバッグを生産、輸入販売を行っています。
サイザルバッグはケニアでサイザル麻の繊維を編み込んで手作りされているかごバッグです。 「ナチュラルなテイスト」と、現地では何十年単位で使われることもある「丈夫さ」が特徴です。 ケニアでは、サイザル麻をはじめ、バオバブやバナナの樹皮など自然素材で編まれたバスケットを「キオンド」と呼び、 穀物の運搬や保管に使われてきました。 サイザルバッグは早くからヨーロッパ諸国で注目され、お買い物かごやリゾートバッグなどファッションアイテムとして季節を問わず使われています。
定番のカラフルなサイザルバッグに加え、お菓子の端材を利用したテープをリサイクルしたシルバーサイザルシリーズ、羊毛の自然な色合いを生かした羊毛サイザルバッグなど
進化を続けるサイザルバッグ。様々なデザイン・素材・制作過程もご紹介します。
24SS新作サイザルバッグは、ブーゲンビルアの花びらや天然染料で染めたサイザルバッグや、サイザル×ラフィア、サイザル×オーガニックコットンなど新しい素材が目白押しです。
アイデア溢れるケニアの編み子さんとともに、ハイクオリティなサイザルバッグを展開しています。
サスティナブルな素材、シルバーサイザルシリーズ、羊毛の自然な色合いを生かした羊毛サイザルバッグなど魅力的な商品をご提案しています。
サイザルバッグ共手無地は、9インチ、12インチ、ミニ、12x8インチ横長など各種お取り扱いしています。
20色以上のカラーバリエーションのほとんどはインド産の化学染料で染めています。
大きな窯に水と染料を入れ、撚られたサイザル糸をつけ込んで薪で炊いて染めています。
例外的には、カーキは草ぶきの屋根にたまる煤、クリームは現地の赤土、
草木染薄茶は樹皮、草木染黄は花、 新色のチャコールグレーは砕いた木炭で染めています。
革巻きハンドルタイプもお取り扱いしています。
チャコールグレー:木炭
カーキ:革巻きハンドル
長年にわたる技術指導の結果、ケニアで流通しているサイザルバッグに比べ、より細かい編のサイザルバッグが作れるようになりました。 弊社では、工賃を通常より高い支払っています。 また、通常サイザルバッグに比べ、サイザル麻も贅沢に使い仕上げています。 サイザル麻を1本ずつ撚り、細かく編み上げることで、目の詰まったしなやかなバスケットが完成します。 現地編み子さんと弊社スタッフの努力の賜物です。
サイザル麻について
サイザルとはリュウゼツランの一種で、その繊維は歴史的に広く使われていた繊維である麻にちなんでサイザル麻と呼ばれています。
中米原産でサイザルの語源はメキシコの港町シサルが由来とも言われています。テキーラやメスカルの原料になるリュウゼツランの仲間で、
サイザルの葉の繊維はロープなど丈夫さが求められる製品の素材として広く使われてきました。
現在ではケニアやタンザニアなど東アフリカ諸国が世界の主要生産地の一つとなっています。
サイザルバッグができるまでは、工程は細かく分かれています。材料となるサイザルは、背丈ほどある大きな葉。
素材を染料で染めます。 出来上がったラサイザルバッグは、ひとつひとつ検品した後、日本へ旅立ちます。
染色されていないサイザルは光沢のあるアイボリー系の色です
サイザルから取り出した繊維を撚って、細いロープのような織り糸にします。
完成したサイザル糸
染料を用意します
赤土染料を使い、伝統的な方法で染色しています。
大部分のサイザルは化学染料で染められています。
集会所では、材料を配布したり、かご編み情報の交換も行います
材料を持ち帰り、家事や農作業の合間にカゴを編む女性
こちらは、お菓子の端材テープ。シルバーサイザルの材料です。
新素材も上手に編みこんでいきます
出来上がったバスケットは検品後日本へ
楽しくおしゃべりしながら、熟練した技ですばやく編み上げていきます。
近年、編みや、異なる素材を組合すカゴ編みにも挑戦し、斬新なサイザルバッグを作り出しています。
家事や農作業の合間や、帰宅途中歩きながら編み上げるバイタリティ溢れるケニアの女性たち。
彼女たちはかご編みで生活を補っており、重要な現金収入源となっています。
ケニアに自生する様々な植物を使って作られるキオンドと呼ばれる伝統のカゴバッグ。ロングセラーバナナバッグやバオバブバッグに加え、ざまざまな素材のバスケットをご紹介します。
ケニアならではの素材を使用した 個性あふれる新商品も入荷しました!
ケニアのバナナかごバッグとは、バナナの樹皮を編み上げた素朴なカゴバッグです。質感は、繊維が多少毛羽立っていますが、柔らかい素材です。 ほんのりバナナ樹の香りがするのも特徴です。バナナかごバッグの生産者、ケニア中央部のカンバ人、キクユ人の女性たちが編み上げました。
ケニアは42の民族がいると言われていてマサイ人やトゥルカナ人などは今でも伝統的な文化を色濃く残しています。 マチャコスやキトゥイはカンバ人が多く住むカンバランドは、サイザルバッグと木彫動物の生産地です。 他にもタイタ・西部ケニア・トゥルカナなどで個性的なバスケットが作られています。
いつもお洒落をして弊社バイヤーを出迎えてくれます。
より細かく美しくサイザルバッグを編んでいきます。
ベテランのサイザルバッグ生産者さん
シルバーサイザルバッグを編む生産者さん
ベテランのバナナバッグ生産者さん
オーガニックコットンや羊毛などを編み込んだ新素材のサイザルカゴにも挑戦しています。
ペットボトルでカゴの底径を図ります
革ハンドルや革装飾の取り付けは男性革職人さんのお仕事
サイザルバスケットはとにかく丈夫なのでお買い物やリゾートバッグに大活躍。 小物、植物を飾ったり、インテリアアイテムとしてもお楽しみいただけます。 ミルク缶シリーズは、ワンマイルバッグや花を飾ってもすてきです。
アフリカのかごバッグ・バスケットは商品の特性上、サイズや形の若干のちがいなどは避けられません。 総合的に仕上がりのよい商品を出来る限り選び、輸入させていただいております。
天然由来の手作り品は手間もかかりますが、大量生産品にはない良さを感じていただければと思います。以上を予めご了承の上ご注文いただければ幸いです。
●100%植物製のかごです。
●編みおわり部分に段差ができる場合があります。
●編みムラや毛羽立ちもある場合がごいざいます。
●形状・サイズも多少のばらつきがあります。
●水濡れにより色落ちする場合がございます。
●保管する際は、変色を避けるため直射日光や強い照明が当たる場所などはお避け下さい。
●湿気はカビの原因になりやすいのでお気を付け下さい。
●ケニアの情勢により同じ染料を毎回手に入れる事が難しい為、サイザルバッグは色ぶれのある商品となっています。
摩擦や水濡れによる色落ち、色移りの恐れがあります。
白色や淡色のものと組み合わせる際や雨天では、製品のお取り扱いに十分にご注意ください。
サイザルバッグは商品の特性上素材のイガイガ感がある場合がございます。また手作りのためサイズのちがい、ハンドルのねじれ、革部分の小さな傷やシミがある場合がございます。予めご了承ください。
●革製品のにおいがある場合がございます。時間の経過、使用するうちに消えていきます。 対策として、風とおしの良い場所での陰干しや風干し、天日干しも有効ですが、長時間はおすすめできません。
●革の色落ち:摩擦や水により、色落ちする場合がございます。真っ白な洋服に肩掛けして、強くこするなどは避けた方が良いかもしれませんが、注意して通常使用していただければ特に問題ないです。
●金属パーツなど若干のサビ・キズがある場合がありますが、予めご了承ください。
●ホコリ対策:かごバッグ・バスケットは、天然素材を編み込んで作っています。網目にホコリがたまりやすいため、定期的にブラシなどで取り除くことが大切です。
●カビ対策:湿気がこもらない場所に保管し、除湿剤などを使うこともおすすめです。
●型崩れ防止:保管時は形が保てるように新聞紙を丸めて詰めることをおすすめします。
●型崩れてしまった場合:霧吹きで水を吹きかけるか、水を張ったバケツなどに少しつけ、かごを濡らします。(革部分は濡らさない)
手で形を整え、風通しのよい場所で完全に乾くまで干します。*商品によって色落ちする場合るので十分気を付けて作業ください。
ケニアは豊かな自然を活かしたサファリツアーなど観光で有名です。42の民族がいると言われていてマサイ人やトゥルカナ人などは今でも伝統的な文化を色濃く残しています。
※卸希望の業者様は下記へご連絡ください。
【お問い合わせ】TEL 049-241-9186 / MAIL saitama@african-sq.co.jp
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