庭に土台になる重たい椅子を置き、5人が囲むようにして立ったままで作業しますが、どうやらこのスタイルが一番安定して力が入るようです。 図面などはなく、リーダーの説明通りに5人が編み、難しい部分は全てリーダーが仕上げます。

固く乾燥したサイザルの糸を毎日触るその手はごわごわに分厚く、けれども器用な指先からは、くり返された経験と時間とが伝わってきます。

マクラメを使って
バッグのレイヤードスタイルを

サイザル麻がざっくりと編まれている マクラメを楽しむアイデア。
お手持ちのミニバッグや巾着などに合わせるだけで新しい雰囲気に。
気分に合わせたおしゃれコーデが簡単に作りだせちゃいます。
重ねることで生まれるコントラストや遊び心を楽しんで。

繊細な女性らしさを漂わせる
ラフィア帽子

実用性はもちろん、上品にもファッショナブルにも魅せてくれるラフィア帽子は春夏シーズンのおしゃれにはマストな存在

ブルキナファソのマクラメ

ブルキナファソの首都ワガドゥグ、一般家庭が住む地域にリーダーの女性が暮らしています。
まず、サンプルとなるバッグをリーダーが編み工程を確認
その後、近所の女性を招集し均等にオーダーを振り分けます。
女性たちは各家庭に持ち帰り、家の仕事の合間にバッグを製作。
時々はみんなで集まり、リーダーはみんなの進み具合をチェック。間違いがあれば修正もします。

新しい柄に、新しいテクニックと
常に新しいものを取り入れ積極的にバッグ製作に取り組んでくれる、リーダーはとっても頼りになる存在です。

材料となっているナイロン製のロープ、 実はこれ、漁網なんです。
主にアジア圏からの輸入品。

ブルキナファソの職人にかかれば、
魚を捕るための網が、センスあるバッグに家具に、と魅力的なクラフトに大変身。